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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


クロロ「では〈君を好きな道化師〉はヒソカだと…」

フェイタン「そうね」

もしそうだとしたら…

クロロ「考えられるヒソカの狙いは2つ…
1つは、俺との仲を悪くする事でに付け入る隙ができ俺からを奪いやすくする。
2つ目は、これは作戦の一つで、狙いは最初から俺かのどちらか。または両方」

フェイタン「2つ目なぜ回りくどい事するか」

クロロ「……わざとだ。この状況を生み出し、回りくどい方法を選び、そして楽しむ。フェイタンも拷問する際はそうだろう」

フェイタン「当たり前ね」


拷問を行う時 自分も回りくどい方法で相手に痛みを感じさせる。例えば、直ぐに死なない痛みを与えるため爪から剥がしていく

フェイタン「裏切り行為してたらどするね」

クロロ「どうもしないさ。例えヒソカが裏切っていても、を俺から奪おうとしていても問題無い。」

フェイタン「(奪えるわけないよ)」

とクロロの仲をよく知るフェイタンだからこそ、簡単に壊れるはずが無いと思っている。

フェイタン「(早く諦めるね…ヒソカ)」

の心が傷付いただけで、は別れる気なんて無いよ

クロロ「話はが起きてからだな」

フェイタン「わかたよ」


______________

すごく、すごく悲しい夢…

暗い空の下。枯れた花が沢山ある丘で

誰かが、何かが、私の目の前で

大切にしているものを壊していく

一つ、また一つと…

『…いや、やめてっ!やめてぇえ!』

必死に手を伸ばして守ろうとしても

どんどん壊されていく。

壊される音だけが耳の奥で木霊する

泣いて、叫んでも止めてはくれない。

『もうこれ以上、私から奪わないでっ!』

私は弱い…。 無力すぎるんだ。

助けを求める事しか出来ない…

何一つ守れやしない。

涙が溢れ絶望感でいっぱいになっていると

曇天の隙間から少しの光が差し込んだ

?「…」

_______私を呼ぶのは誰?

でも、知ってる…

この優しい声の正体を

?「ほら、…おいで」

差し出される温かい大きな手に

縋り付くように目一杯 手を伸ばす

刹那、強い光に包まれ思わず目を凝らした

______________


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