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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


おじいさん「ほぉ、綺麗な夕日じゃの〜」

どれ、一枚撮ってみるかの と言っている

クロロ「それは何だ?」

おじいさん「カメラじゃよ」

『カメラ?』

おじいさん「そこに2人並んで」

何が起きるのかワクワクしていると、自分の腕にくっつくにドキドキするクロロ

おじいさん「ここを見るんじゃぞ?」

『分かった!』

おじいさん「瞬きは我慢するのじゃ」

クロロ「あぁ」

おじいさん「じゃあ、撮るかのぉ…笑って〜」


パシャリ_______





あの丘で四つ葉のクローバーに願わなかった事が、今こうして叶っている。

(…お前の願いは俺が叶えてやる
だが、もう少し待ってくれ)

ソファーで眠るの頭を撫でた

(さ、ベッドに運ぼうか…)


寝室のドアを開け、をベッドに乗せて布団をかけた。

『ん……?クロロ…』

クロロ「あぁ、起きたのか」

『おはよ。夜ご飯作らなきゃね
お昼ご飯…食べてないでしょ?』

クロロ「俺が作るから寝とけ」

『ふふっ、一緒に作ろ?』

クロロ「……」

『な、何?』

クロロ「少し帰るのが遅くなる」

『え!どこに行くの?』

バサッと布団を捲り、体を起こす

クロロ「依頼主に会ってくる。場所を言えば来るだろう?」

『うぅ、(バレてる…)』

クロロ「すぐ戻る。な?」

頭に置かれたクロロの大きな手がの心をホッとさせた

『分かった。気を付けてね』

クロロ「あぁ」

『ご飯!作っておくから!』

クロロ「クスッ、ありがとう」


洗面所へと行き、鏡の前に立つ
髪はセンター分けのままにして、タトゥーを隠すように包帯を巻く

堅苦しい正装は避けたい。
ネクタイはしないでおこう

準備は整った


さ、行こうか。____交渉を成立させに

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