第1章 【 オレ×ト×キミ 】
シャワーの音で目を覚ましたは
どこかまだ心地良く、脳内がふわふわしていた
クロロ「お目覚めか?」
『……?クロロ…』
目を少し擦りながら艶っぽい掠れた声で
クロロの名を呼んだ
クロロ「身体を洗ってやる。そこに座れ」
バスルームに用意されていた檜の椅子
腰掛けようとしたが、まず立てない。
下半身に力が入らないのだ
頑張って立とうとしてみるも自分のカラダは
バスタブに浸かったままだ。
しかもクロロが胡座をかいた上に自分がいる
そう思うと顔に血が集まるのが分かった
羞恥に駆られるの事を全て
知っていても知らない振りをしの
白磁のような肌を愛おしそうに撫でながら
髪を横流しにして頸にキスを一つ落とした