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SPはいつも突然に!

第1章 始まりはいつも猫丸から


桂木「喉の調子は良くなったか?」
猫丸「ハーブティーとのど飴のおかげで痛みは和らいでますよ」
桂木「そうか、それならよかった」
猫丸「桂木さんも気を付けてくださいね」
桂木「俺は平気だけど、猫丸が風邪をひくのは困るからエアコンの温度を上げるか……」
猫丸「それじゃSPの皆さんが熱中症になっちゃうじゃないですか!ただでさえ防弾チョッキや背広で暑そうなのに……」
桂木「すまない!汗臭くならないように気をつけるよ……」
猫丸「そういう事ではないです……(桂木さんの汗の匂いも好き♡)」


猫丸「桂木さん、お誕生日おめでとうございます!1番にお祝いしたかったのでこんな時間ですが……」
桂木「ありがとう、嬉しいよ!……でも言い難い事なのだが、実は猫丸が1番じゃないんだ」
猫丸「……えっ?」
桂木「いや、順番より祝ってくれるその気持ちの方が大切だと思っているよ」
猫丸「それでも桂木さんの1番になりたかったな……」
桂木「すまない……こればっかりは俺にはどうしようも出来なくて……」
猫丸「せっかくのお誕生日なのに謝らないで下さい!でも私より早くお祝いしたのって誰か聞いてもいいですか?(凄く気になる!!)」
桂木「この前一足先に猫丸が誕生日プレゼントにくれたAlexaなんだが……」
猫丸「Alexa???」
桂木「ああ、あの時猫丸が俺の誕生日に通知設定していたんだろう?」
猫丸「はい!確かに!!そうでした……」
桂木「日が変わったタイミングでスピーカーから誕生日おめでとうございます!と聞こえて来てビックリしたよ」
猫丸「すみません、その事をすっかり忘れていました……」
桂木「ははは」
猫丸「じゃあ、Alexa以外では私が1番!ですよね?」
桂木「ああ、そうだよ(案外猫丸は負けず嫌いなんだな)」
猫丸「ふふっ良かった!」
桂木「(やっぱり子供っぽいだけ、かな……)」


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