• テキストサイズ

SPはいつも突然に!

第1章 始まりはいつも猫丸から


猫丸「晩御飯、何食べたいですか?」
桂木「そうだな……おでんが食べたいな」
猫丸「オムライスじゃなくって?」
桂木「オムライスも捨て難いが、最近寒くなってきたから温かいおでんもいいかなと思ったんだが……」
猫丸「いいですね!じゃあおでん種は何にします?大根と卵と……?」
桂木「がんもどきが食べたいな!」
猫丸「がんもどき、好きなんですか?」
桂木「特別好きという訳でもないが、最近食べてないなと思って」
猫丸「ごめんなさい……もう少し煮物料理が得意になればがんも煮も作りたいんですけど」
桂木「煮物で思い出した!この前作ってくれたかぼちゃの煮物、あれは美味しかったからまた作って欲しいんだが……」
猫丸「そぼろ餡掛けですか?」
桂木「あの少し甘めの餡が俺好みの味でご飯が進むんだよ!昔食べた母さんが作ったやつは美味いんだが甘みが足りなくてね……」
猫丸「そうなんですか?お出汁がしっかり効いていればそぼろ餡なしでも美味しいかぼちゃ煮になると思うんですけど……」
桂木「しっとりしたかぼちゃ煮ならそれでもいいんだが、ホクホクのかぼちゃは少し甘めの餡が美味いんだよ」
猫丸「なんとなくわかります!桂木さんの好みなんですね」
桂木「料理をしないくせに生意気だったかな」
猫丸「そんな事ないですよ?そうやって桂木さんの好みを聞かせてもらったら次に作る時の参考になりますし!」
桂木「そう言って貰えると助かるよ」
猫丸「ふふふ、じゃあ今度のハロウィンは和風でかぼちゃのそぼろ餡掛けにしちゃおうかな?」
桂木「甘めの餡で頼むよ」
猫丸「了解です!」




/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp