第1章 秘密めいたまま
Jun's view.
カズくん…
カズの瞳に 色が付いて オレを吸い込んでいく
瞳の奥に眠っていた色は 黄色
とても鮮やかで 輝いている
オレにとっての 光
「まだ触ってもいないのに すごいね」
「だってぇ…」
カズの目を見て 伝える
手は止めない 止めてしまったら
カズ 悲しそうな顔しちゃうもんね
「だって…どうしたの?」
「潤くん だからぁ 感じちゃうの…」
頬を赤く染め 少し切なげに俺を見つめ
だんだん声が小さくなっていって
本当に可愛い
ずっとずっと 守っていきたくなる
「カズが感じてくれて 嬉しいよ」
「あんっ」
胸の先端にある尖がりを 少し齧ると
さらに 甘美な声が聞こえて
その先にある悦楽を 待ち侘びている
「カズのココ 触ってもいい?」
「早く…触って」
先端からは透明な雫が 溢れ出て
何もしてないのに びくんと動くソレ
とても淫らな光景
あまりのエロさに オレの中心も
ぐっと質量を増すけど
まだまだオマエの 出番は来ないぞ?
先にカズを味わうため ソレをぱくっと咥えて
ゆっくりと 舌を動かす
「んん…んぁっ」
もどかしいのか カズは腰をもぞもぞさせる
でも まだ…
たくさん焦らして 気持ち良くしてあげる