第1章 情事に至るまでの5つの場面
「はやくここにいれたい」
「あ、ぁっ」
「ぐっちゃぐちゃにかき回して」
「ひ、やっ、やぁっ」
「オレでいっぱいにしてやりてーよ」
「うぁ、やっ、だめぇえ」
おまえのダメは、気持ちよくなっちゃうからダメ、だろ。知ってる。すっかり勃ちきった胸の突起を捏ね回しながら秘部を指で刺激してやると、トロトロと愛液が溢れ出してきた。ほんと言葉で責められんのが好きだね、おまえは。人差し指と中指に溢れてきたものを絡めて、奥に押し入れる。濡れてっけど少し狭い。まあ、痛くはなさそうだから大丈夫だろ。平気平気。ナカを押し広げるように指を曲げると、内壁がきゅうっと収縮する。
「すげ。ひくひくしてんね」
「あっ、やだぁっ」
「もしかしてイキそう?」
「んんっ、うんっ、ぁ」
「いいじゃん。イけよ。次はオレのいれてあげる」
「んぁあっ、はぁ、そんな…あ」
「おまえもはやく欲しいだろ?ここに」
「ひっ、んっあ、あ、あっ……!」
喘ぐ声をあげる間隔が狭まったかと思えば、氷雨はあっという間に達してしまった。きゅうきゅうと締め付けてくるナカから指を引き抜き、オレの首に腕を回したままピクピクと絶頂の余韻に浸っている身体を支えてやる。ほんとは休ませてやりたいんだけどさ、オレもう限界だよ氷雨。時間もないしね。
「立てよ」
「えっ」
「椅子だとバランス悪いだろ。後ろ向いて机に手ぇついて……そ、いい子だね」
「あっ、ねえ、もうちょっと待っ」
「わりーね。無理」
「!?」
ベルトを緩めて、すっかり肥大しきった欲望を取り出すとそれを女の入り口に宛がった。ちょっと動かすだけで愛液が絡みついてくる。これから訪れる衝撃を予期して震える華奢な肢体を出来るだけ優しく抱きかかえて――欲望を一気に半分まで埋め込んだ。ビクビクと陸に打ち上げられた魚のように氷雨が痙攣する。でも、オレはすげー気持ちよくてもう止めらんない。息が詰まるような締め付けを緩ませるために、繋がった場所の少し上に隠れた蕾を暴き出して指でそっと撫でた。また氷雨の身体がビクンッとなる。そのとき、ナカの締め付けが少し緩んだから力業ですべてをナカに埋め込む。いつもより狭いそこは、それでもオレを受け入れてくれた。気持ちよくて、うれしい。