第10章 【お風呂場での濡れ事】
「今度見に来るかい?」
金額に対する恐怖が増し、逆に見てみたくなる。はいと返事を返す。
「さて、に私の霊力を流して、神食化するわけだけどーー」
2つ方法があるんだ。と目の前でピースする。
「霊力って言っても、神と交わってその液体に含まれる霊力が一定まで注がれると、こちらの世界に合わせるように人間の体が作り替えられようとするんだ……」
「え、えきたい……ですか?」
白蛇さんからそう言う言葉を聞くと、嫌な予感しかしない。いや、的中したと言うべきだろうか。
「そう、一つはもう一度私と交わり"ココ"に私の精液を注ぎ、一定時間経つこと。二つ目は口付けで唾液を飲ませること」
それを聞いて、私の口から出たのはただ一つ。
「神様って変態しかいないんですか?」
神様って、もっとこう純粋で、おおらかで、清いイメージなのだけれど、白蛇さんで台無しだ。むしろ粉々に粉砕されました。
「まあ、神食化は条件が全て当てはまっていないと無理なんだけどね」
「条件……?」
「そう、二人の間に恋愛感情があり、一度交わっていること」
どうしよう。当てはまってるじゃないか……。
「出すことより、口の方が即効性で早くに神食化が始まるんだけど……どっちの方がいいーー」
「ーー口で」
これは口しか回答欄無いようなものだと思う。私二回も果てたし、これ以上どうイケと言うのだ。中に出すことを提案されたら断固拒否したい。いや、絶対する。