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ダーリン・イン・ザ・フランキス

第14章 「ガーデン/始まりの庭」





「つれないなぁ…僕らはもうすぐ出発なんだから、少しくらいいいだろ?


君達はテストチームらしいじゃないか、
博士きも煎りの。
だから他の部隊と違ってこんな自由が許されているのか、一体なんのテストをしているんだい?詳しく知りたいなぁ…


イオタのパートナーとして3回以上乗れたのはCODE016ただ一人、その事もテストと関係しているのかな。」






「……何が言いたいの?」






「やっとこっちを見てくれたねぇ…
君らだけには特別に教えといてあげるよ、CODE002の本当の姿の事を。」






「えっ…」






「あれは君達とは相容れない存在なんだ、
人間の皮を被ってそれらしく見せてるだけなのさ。

CODE000…君とは2人で話がしたいから
そちらの彼女とはまた後でにしてもらおうか。」






「なっ、そんなの駄目に決まってるじゃない!!」






「これは大事な事なんだ、君には口出ししないで欲しい。」






「………分かりました。イチゴ、また後で」






「ちょっと、ゼロッ!!」










彼の真剣な表情に何故か断れず、
一旦イチゴと別れ彼のあとに着いて行った。









「さてと、こうして2人で話すのは初めてだね
CODE000…君の部隊の様にゼロと呼ばせてもらうよ。

僕は《9’a》改めてよろしくね。」






「……それで、9’a君が私に何の用で?」






「嗚呼、君はさっきのイオタの話の意味がよく分かってるんだろう?彼女はもう叫竜化が酷く進行している事に。」






「…もしそうだとしたら、どうするの?」






「どうもしないさ、ただ僕は君とお話がしたかっただけだからね」









9’a君は私の顔に彼自身の顔を近付けると
彼はつまらなそうな態度をしていた。








「君…恥じらいとかないの?
こんなに互いの顔が近付いてるって言うのにさ。」






「…貴方に対して興味が無いからね。」







「っははは!!なるほど、よく分かったよ。」










僕は特に君には興味があるけどね。と
彼は言うと手を振りながら立ち去って行った_________________
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