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ダーリン・イン・ザ・フランキス

第17章 「比翼の鳥」





「………このままだと……直撃」






「不味いですよ、13部隊に向かってます!」





「な、何だって!?」





「さて……どうするか………ん?
あれは……なるほど」







αは26部隊の様子に感づき
彼はその行動を眺めていた。








「……全機、プロトコル32」





「「「了解」」」






「これで、いいんだよな。
13部隊……あとは頼んだぞ」







CODE090はそう言うと、
26部隊の機体が爆発の連鎖を行なった。







「なっなんだ!?」






「と……止まったぁ!!」








爆破のお陰かグラつく超レーマン級の叫竜は
ギリギリ減速して止まったと思ったが、頭が突っ込んでしまった


その口をゆっくり開けると中から
小型叫竜を吐き出していた。







「お、俺達の都市がっ……!?」





「皆、私達で守りに行くよ!」





「「「うん!」」」






デルフィニウムの合図で13都市に向かうと
物凄い勢いで空いた穴にストレリチアが突っ込んでいった。







「防壁を閉めて!ここが堕ちたら終わりよ!!」





「そうだ、あの超レーマン級の撃破を最優先にしろ!
グランクレバスはパパ達が対処するようだ。」





「博士、この場所は危険です。
本部に戻ってください!ヒロも、ミストルティンに戻って」






「人間よりよっぽど美しいと思わんか?
誇り高く純粋で……何よりも、孤独だ。

_________まるで叫竜そのもの」






「違う……!ゼロツーは叫竜なんかじゃ……」








ヒロは博士にそう言いかけるが、
博士の無言の視線に咎めるような目に見えていた。







「今回はひょっとしたらと思ったんだがな……
可哀想な娘だよ。」








博士は、ヒロに少し希望を抱いていたが、
2人の現在の関係を知りゼロツーへの憐れみが口に出ていた____________
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