第12章 「パートナーシャッフル」
僕、ヒロみたいになりたい!
ヒロと一緒にフランクスに乗って戦いたいんだ
でも今のままじゃ…弱いから駄目なんだって
もし注射を受けて帰ってこられたら、
ヒロ…一緒にフランクスに乗ってくれる?
「…うん、ひとまず大丈夫みたい。」
ナナさんとミツル君の体調が
平熱に戻った事を確認すると、ミツル君はフランクスに乗りたいと言い出した。
「まだ早いんじゃない?もう少し…」
「乗らせて下さい!!」
ミツル君の願望を仕方なくOKし、
コネクト値を測る装置に配流が中々上がらなかった。
「良くないな…このままの状態が続くなら、
プルーニングの対象になるぞ。」
「「「「「パートナーシャッフル?」」」」」
「強制ではないわ、あくまでも可能性の1つよ。
良い機会だからパートナーでよく話し合って試してもいいメンバーが居たら申し出て頂戴。」
ナナさんの案に、皆は色々話し合っていた。
特にミツル君とイクノはどうするか考えていた姿が見えた
「それじゃあ、他のパートナーと試してみたいメンバーは?」
「ピスティル同士のコネクトを試させて下さい。」
「ピスティル同士の…?でも、」
「生命の失った時のケースを試しておきたいんです、…イチゴ協力してくれない?」
「えっ、私?」
「…お願い。」
イチゴは自分が名前を挙げられ驚いていたが、イクノからのお願いに断る事が出来なかった。
「良いわ、やりましょう。
…他には?」
「……ミツル君と、試させて下さい。」
「…え、ココロちゃん!?だ、だって約束って…」
「………ごめんね、フトシ君」
ココロは手を渋々挙げて、ミツル君と乗りたいと言ったが
フトシ君と何かを約束していたみたいだった__________________