第6章 「ダーリン・イン・ザ・フランクス」
「そっか、俺は死んだのか…やれる事はやったよな。」
「またそうやって自分1人で満足して諦めるのよ、パートナーの声を聞こうとしないで。」
「諦めたんじゃないよ、俺の限界はきっとここまでだったんだ…
ナオミと別れた時とは違う。それにゼロツーは俺じゃなくてもきっと戦って行ける、ずっとそうしてきたんだ。」
「ヒロは、それでいいの?」
「最後にフランクスに乗れたんだ、
皆の役に立てたんだから悔いはないよ。」
「……嘘つき。」
目が覚めた場所は、真っ白な木が立っていた___________
そこにはゼロツーが居た。
「ここは…ゼロツー?
見送りに来てくれたのか…君のお陰で俺は自分の居場所を取り戻せた。少しだけだったけど、コドモとして」
ヒロは手を出していたが、ゼロツーは
無言のまま森の奥に進んでいった
「待ってくれ、なんで…そんな寂しそうな顔を_________」
その頃、ストレリチアはスタンピード・モードになっておりゼロツーは1人で叫竜に立ち向かっていた。
「ダー、リン…」
「俺は君のパートナーだ、俺は君を1人にはしない。」
ストレリチアは輝きだし、フランクスとして再び姿を現した。
「ヒロ…アイツ生きていやがった!!」
「ヒロッ……」
「ヒロの大動脈は正常に戻ってる!」
「これは一体…?」
私達はヒロの体が正常に戻っている事に驚いている中
フランクス博士が間に入って実戦を見つめていた。
「また変形してる!」
「まずいですよ!!」
「何ぼさっとしてるの!行くよ!!」
「チャンスよ!!」
フランクス4機は連携を再開し、
ストレリチアを中心に攻撃をした
「ヒロー!!ゼロツー!!!」
「飛ぶよっ!僕達の翼で!!」
「俺達の翼で!!!」
ストレリチアは叫竜のコアに向かって
槍を再び勢いよく放った。
ストレリチアの槍の一撃によって、
叫竜を無事に倒す事が出来た_______________