第6章 「ダーリン・イン・ザ・フランクス」
「はぁっ!?」
「俺達だけじゃ無理だって!!」
「イチゴ、何か作戦があるの?」
「ストレリチアにはトドメだけを任せる」
「温存してる場合かよ!!」
「落ち着けゾロメ、
あのでかいコアに届くのはストレリチアの槍だけだ。
だから俺達が隙を作ってストレリチアに繋ぐ…そう言う事だろうイチゴ。」
ゴローがイチゴのフォローをし、皆に納得が出来る意見を伝えた。
「俺達の力、見せてやろうぜ」
「おう、そう言う事なら!!」
「ヒロ、聞いているか?最後は任せるぞ!」
「分かった!!」
作戦開始をした後、アルジェンティアが叫竜に捕まり
それに続いて他のフランクスも同じようにしていた
「はぁっ……はぁっ……」
「ダーリン痛い?
でもアイツを倒さないと終わらないよ、出来るよね」
「…嗚呼、当然だ!!」
4機のフランクスが叫竜に攻撃をし続けると、
ストレリチアは叫竜の中心に向かって槍を放った。
「(…まだだ、コアを潰してない。)」
叫竜は体が光りだし、腕でストレリチアを殴り飛ばした。
「ヒロッ…!!」
叫竜は更に形を変え、長方形になり
ストレリチアを地面に押し潰していた。
「CODE016とCODE002のリンク切断」
「そんなっ…」
「このタイミングで時間切れだと言うのか…」
「ヒロ…ゼロツー……」
ストレリチアが潰されるのを見てられなくなったのか、
デルフィニウムもまたリンク切断になってしまった
「やだ……ヒロが…死んじゃった」
「イチゴ!しっかりしろ!!」
「おいヒロ!!何やってんだ!!」
「嘘でしょ…!!」
「あの噂、本当だったの…?」
「早く助けなきゃ!!」
「それどころか、このままじゃ壁も突破されてしまいますよ!」
「と、止めないと!!」
「っ…(悔しい…私はただこうして見ているだけで何も出来ない)」
ヒロ、ゼロツー…どうか無事でいてっ_______________