第6章 「ダーリン・イン・ザ・フランクス」
いよいよ、ヒロがストレリチアに乗る3回目…
大血球の結果はまだ分からないままで共同戦線が始まった。
「叫竜について新たな情報だ、コンダット級の群れの中巨大な出漁体を確認した。過去のいかなるデータにも画質しなかったが自律的に起動している事から叫竜である事が断定した。
これを、目標βと仮称する。」
「でっけぇ…!」
「なんだよありゃ!!」
「小さいのも凄い数!!」
「データが無い以上、迂闊に手を出すのは危険だ。
よって混戦開始後コンダット級の増加を優先…現場での判断は090に任せる。」
「了解」
「時間だ、各機作戦開始…ストレリチアはその場で待機」
「「「「「了解!!」」」」」
「26部隊、行くぞ!!」
「「「「「おう!!」」」」」
26部隊は叫竜一体を皆で協力しながら
少しずつ叫竜を倒していった。
「(流石26部隊…連携が上手く取れている。)」
13部隊を見ると、090さんに言われた事に対してイライラしているせいかいつもより連携が上手く出来ていなかった。
「第2波、接近」
「来るぞ、絶対に通すな。」
叫竜を倒していくが、数がまだまだいる為
油断は出来ない状況になっている。
「ダーリン見てよ、あんなめちゃくちゃな戦い方してる。
お行儀が良いあっちの連中とは大違い…」
「押されてるって事?」
「ギリギリ踏ん張ってるよ、あーウズウズしてきた。
僕も早く戦いたいなぁ…」
「ゼロツーは、なんで叫竜と戦うの?
…いつも楽しそうに見えるから理由があるのかなって」
「……理由かぁ、僕が化け物だからかな…。
ダーリンはどうなの?」
「えっ、俺?俺はパパや都市のオトナ達を守る為、かな。」
「それだけ?」
「それだけ、だって俺達はその為に生まれてきたんだから。」
「ふぅーん…つまんないの。」
「押されてるなら俺達も出よう!!」
「…うん!」
皆が戦ってる中、ヒロとゼロツーは
叫竜と戦う理由を話していた______________