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ダーリン・イン・ザ・フランキス

第6章 「ダーリン・イン・ザ・フランクス」




「群れて共食いをしている…
ならばこれも叫竜そのものである可能性が。

だが、こんな個体は見たことがない。」




モニターの向こうには、
周りの叫竜よりも何倍も大きなサイズの叫竜が居た。




「こんなに大きな個体では、コアを探すのは難しいと思われます」




「えぇ、でも倒さなければならない…
我々の都市を守る為にもね。」











「叫竜の数、予想よりも多いみたい。
私達またここに帰ってこれるかな…?」




「少なくても、これまでのようにはいかないでしょうね。」




「26部隊の人達に任せちゃえばいいのよ!
ミク達は足でまといみたいだから!!」




「………。」





女子更衣室では、今回の共同戦線について話していた。
今回の叫竜はこれまでとは違い数が多すぎる為生きて帰れるか…不安で仕方ないのだ





「戦力差を考えれば、楽観的ではいられないでしょう…」




「おいおい、ビビってんじゃねーぞ!
こっちにはこの俺様がいるんだからよ!!」




「ゾロメは兎も角、今回ストレリチアだっているしね」




「とにかく26部隊には負けねー!!」




「張り合う相手が違いますよ…」





男子達はそんな会話をしていると、
女子更衣室からイチゴ達が出てきた。





「……ヒロは?」




「まだ中にいる、…話しといた方がいいんじゃないか?」






少し遅れてヒロが来ると、ゴローはイチゴの背中を押して先にフランクスに向かった。






「……いいの?ゴローは何も言わなくて」





「嗚呼、ところで昨日の話の続きなんだが…





__________ゼロはヒロの体の事……気付いてたよな?」





「………うん、気付いてた。
本当は言った方がいいのか正直分からなくて」




「いや、いいんだ。
言ったら俺達が混乱して実戦に集中出来ないって思って黙ってたんだろ?」





「流石ゴロー……今回も頑張ってね、応援してるから。」






「おう、ちゃんと見ててくれよ。」









私達は互いに拳を付け、勝利の約束を誓った_______________
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