第1章 夢
それにしてもおかしいなぁ...。さっきの人どっかで会ったことあるような気がする。
あんなに素敵な人、普通なら絶対覚えてると思うんだけど。気の所為かな。
しまった、せめて名前だけでも聞いとけばよかった。
名前もかっこいいのかな。
って時間やばい!急がないと!!
取り敢えず式が始まったわけで。
凄いなとしか言えない。
理事長の登場の仕方とかはツッコミどころ満載だけど。
ほんとに芸能活動してる先生とかばっかだ、、
やっぱり生で芸能人見るとちがうなぁ。
特に月宮林檎先生。
現役アイドルで、男性だとは知ってたけど女性にしか見えないしめっちゃ綺麗...
しかもうちの担任って!やばいテンション上がる。
そんなことを考えているといつの間にか式が終わっていた。
これから教室に移動か。私はAクラスだ。
教室に入るともう既に多くの生徒が集まっていた。
ちらほらとしゃべっている人がいるので奇跡的に友達同士で受かったのか、もう輪ができているのか.....やばい、、
私には同じ音楽関係に進む友達がいなかったので、この学園に知り合いはそうそういないと思う。友達ができるか不安で仕方がない。
「咲妃!」
名前を呼ばれて驚きながらも声の方を見る。
『ともちゃん!?』
驚いた。受験の時に仲良くなった彼女は渋谷友千香。
まさか同じクラスだったなんて!よかったほんとに。
もうこれで心細くない。
それに受験の時に馬が合う友達が出来てすごく嬉しかったのだ。その子と一緒に合格出来て同じクラスなんて嬉しくて仕方ない。
「良かった!咲妃と同じクラスだ!
改めてこれからよろしく!」
『うん、私もめっちゃ嬉しいよ。よろしくね!』
「あーーーーー!やっぱりそうだ!あの時のーー!!」