第19章 南の島の時間
コロ『いつの間に?誰も水など流した気配はなかった!まさか。満潮…。』
中村『さんざん恥ずかしい思いして、海水吸って…だぁいぶ動きが弱まってきたんじゃない?』
寺坂『逃げんなよ!』
テストで触手破壊の権利を得た7人がコロ先生の触手を銃で破壊する!
それと同時に、ジェットスキーに紐で固定したコテージの壁をお兄ちゃんを含む4人が同時に破壊する。
続いて、私を含むフライボード班がすぐさま水圧の檻でコロ先生を閉じ込める!
コロ先生の苦手な環境変化!
コロ先生の周囲、半径1mを律たちが銃弾で囲み、トドメのこの2人……!
速水さん&千葉君スナイパーが海中より姿を現し、コロ先生を狙い撃つ……!!
コロ『よくぞ…ここまで………。』
ズドォォォォン!!!
10m程の水柱が上がり、私達は海中へ吹き飛ばされる。
バシャーン!!!
『うぅ…びっくりした…。』
カルマ『まぁ、大丈夫?』
ジェットスキーに乗ったお兄ちゃんが私に駆け寄る。
『うん。コロ先生は…?』
烏丸先生の掛け声で、辺りをくまなく探す。
『あれっ……。』
私が指差す方向に。
プクプクプクプク…。
コロ『ふぅ…。』
クラス全員『何だあれ…?』
コロ『これぞ奥の手中の奥の手!完全防御形態です!』
クラス全員『完全防御形態…?』