• テキストサイズ

【暗殺教室】俺の妹。

第19章 南の島の時間


夜。コロ先生を海上コテージに案内する。

私たちはこの日のためにある計画を練っていた。期末テストでコロ先生の触手破壊の権利を獲得し、コロ先生に内緒で烏丸先生や、元殺し屋のロヴロさんにも手伝ってもらい、秘密の特訓もしてきた。


コロ先生が一番前の席に座る。

三村『じゃあ、まずこの映像から見てもらうぜ!コロ先生!』

三村君が編集した映像を見る。


そこには、給料日前には、無料ティッシュ配りに分身で何度も並び、唐揚げにして食べる姿…。

女子限定スイーツの列に女装をして並ぶ姿…。

そして…。買収は失敗した…。

コロ『失敗したぁぁ??!』

夏休みに入った頃、私とお兄ちゃんは杉野君と渚に誘われ学校の裏山に来ていた。
カブトムシやクワガタを探す手伝いをしに。

そこに出くわした前原君とひなの。

そして岡島君…。岡島君の拾い集めたエロ本の上で一心不乱にエロ本を読み漁るコロ先生…。

岡島『どの山にも存在するんだ!エロ本の廃棄スポットが!
そしてその本を拾った子供が夢をもらい、本が買える齢になると、またその夢を置いていく…。終わらない夢を見続けるのさ…。』



『お兄ちゃんもエロ本とか読むの?』


カルマ『ん?気になるの?』


『…ちょっとだけ。』

カルマ『じゃあさ、今度一緒に読もうよぉ〜!俺が詳しく教えてあげるからさぁ〜!』

ニヤニヤ笑いながら言うお兄ちゃんに、

『お兄ちゃんのエッチィィ!…………あっ…。』


その声にコロ先生が振り向く。
コロ『教育者として面目ない……。』

そう言って、私たちはアイス一本ずつを渡された。


もちろんアイス一本で買収されるほど私たちは安くない。この絶好のネタをクラス全員でイジリ倒す!!!



映像を見て恥ずかしさにグッタリするコロ先生の足元に海水が流れ込む。

/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp