第7章 あぶねぇ水着
浅野『さぁ、海に入るぞ!』
そう言うと、みんな着ていたTシャツを脱ぎ始める。
うわっ!浅野君、服着てる時は分からなかったけど胸板厚いな。お腹も割れてる。
あんなイケメンで、頭良くて運動神経も良い。きっと彼女とかいるんだろな…。
カルマ『まぁ、脱がないの?』
お兄ちゃんが私の隣で言う。
ってか、お兄ちゃんも、浅野君に劣らず、腹筋割れてるし…。
実はかなりイケメンなんだよなぁ。
初めて会った時、この人がお兄ちゃんになるんだ…かっこいぃ。って思っちゃったんだよねぇ。
『背中にね、日焼け止め塗ってほしいんだ。』
カルマ『…。いいよ。じゃあ、後ろ向いて。』
俺は日焼け止めのジェルを手のひらに馴染ませ、まぁの背中に伸ばす。
キレイな肌だな…。抱き締めたくてたまんないよ…。
カルマ『はい。塗れたよ。』
『ありがと!じゃあ、行こう!』
そう言って立ち上がったまぁの姿に思わず目を丸くしてしまう。
いや…、この格好で遊ぶの?
俺、もう我慢できないよ…。