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黒い薔薇(ごちゃ混ぜ短編集

第2章 勘違いと勘違い【及川徹】


その子に解放してもらって

自分の席に座り詩乃を待っても


来ない


来るのは誰だか知らない俺をみてキャーキャー言う


女の子達だけ


適当に手を振りつつ詩乃を探す


教室の中からでは

埒があかないと


廊下に出ると


岩ちゃんに頭を撫でられている詩乃



なにあれ?


その後詩乃が岩ちゃんに話しかけ


階段を下りどこかへ行った


俺は気になって

教室に戻り隣の席の女の子に次の授業サボるからと

声をかけて階段を下りるとそこには誰もおらず


及「どこいったの?詩乃」
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