• テキストサイズ

黒い薔薇(ごちゃ混ぜ短編集

第2章 勘違いと勘違い【及川徹】


及川side


昼休み

詩乃とお弁当を食べようと思った


詩乃はお弁当作るの朝忙しくて出来なかったと


苦笑いしながら言った


そして購買のパンを買いにいった


「ねぇ?徹?私の卵焼き食べる?」


そう言って声をかけてきたのは


俺のファンクラブの一人だという女の子だった

(めんどくさ)

とりあえず食べて早く解放してもらわないと


詩乃と食べれなくなる


そう思った俺は


その子箸で自分で食べれるのに


口に入れられた甘い卵焼きを


ほめた


俺は詩乃のネギのはいったしょっぱいのが



一番好きなのに
/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp