第4章 課外授業【マカ・ソウル編】
先程までとは比べ物にならない物凄い重圧がソウルの体にのし掛かる。だが、これを越えない限り、先には進めない。
ソウルの口元から流れ落ちていく血液。ポタポタと小さな血溜まりが横たわる彼の顔の下に出来ていた。
「……無力だな、ソウル。口先だけなら何とでも言える。しかし、実際に成し遂げるのは容易じゃない。お前に狂気を押さえ込めるのか?」
小鬼はソウルの元へ行くとしゃがんで、彼の顔を覗き込んだ。
「この程度で手こずっているようじゃ、お前に狂気は扱えない。職人を守るどころか、足手まといになるな。職人が死に行く様を お前はそうやって見ていることしか出来ないんだ。無能な武器のせいで命を落とす職人……無様だねぇ」
ソウルの怒りのボルテージがグングン上昇していく。まさに腸(はらわた)が煮えくり返るとは、この事。 体内の血液が煮えたぎるように熱くなっていくのが分かる。
「おい、クソ鬼。誰が誰のせいで死ぬって? ……勝手に決めつけんじゃねぇ!! 俺はアイツを死なせたりしない!! 絶対に!! この魂に誓って!!!!」