• テキストサイズ

【暗殺教室】コロクエスト〜女神の娘編〜

第18章 〜闇の力〜



『ぼくは間違っていました。血の繋がりのない妹を、愛した自分を責め、その矛先をまぁに向けてしまった。

もっと早くに、気持ちを伝えていれば、違った未来もあったのかもしれない!』


『フッ!だがもう変わる事のない未来が、すぐそこまで来ている。君は黙ってそれを受け入れるしかない。』


ガンッ!

学秀が吹き飛ばされる。


その音でまぁの意識が戻る。

『学秀!!カルマ!!みんな!』


もう…魔法も使えない…。

みんなが…私のために血を流すのを見ていることしかできない…。

『まぁの未来は、俺が変えてあげるよ…!』


カルマの業火の劔が、學峯とぶつかり合う!

ものすごい衝撃波が聖堂をかけめぐる。


ドゴォン……!


學峯のオーラが全員を吹き飛ばした。

『カルマ!みんな…』


『さぁ…まぁ!待たせたね。女神カラナのお出ましだ。』


カラナの石像が純白の光に包まれる。

すると、この世のものとは思えぬ程の光を放ち、私の前にたつ。


『先代カラナの忌み子……、まぁよ…今、安らかなる粛清を…』


ズドォン…!!!

『コロ、先生…?』


『お待たせ致しました!まぁさん…。

先生は、誰一人としてこの手を離しません!』


『悪しき闇の魂よ…消え去るがいぃ。』


『そうはいきません!女神カラナさん、あなたには眠りについて頂きます。』


『フッ…なにを寝ぼけたことを!』


コロ先生がまばゆい光を放つ鏡をカラナに向ける!


『これはまぁさんのお母様、先代カラナが娘を守るために最後の力を込めた聖なる鏡。

あなたを封じることができるほどの力を宿しています!』


『バカな…!』


うわぁーー!カラナが鏡に吸い込まれる。


『勝った…!やったー!!!』


パンッ…パンッ…!

カルマが鎖を外してくれる。


『ありがとう…みんな!コロ先生!』




バリンッ…!パリンッ…!


『フハハハハ…!勝ったつもりか…!?』


『おい、何で出てきてんだよ!コロ先生!!』


『そ、そんなはずは…』


/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp