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【暗殺教室】コロクエスト〜女神の娘編〜

第18章 〜闇の力〜



ーカラナ大聖堂ー

『こちらA班。まもなくまぁ奪還計画を開始する!』

『B班、C班、準備はいいか?』


『おう!』

『任せといて!』


『磯貝!俺に指揮とらせてくれないかな?…頼む。』


『分かった。カルマ!必ずまぁちゃんを助け出すぞ!』

『あぁ!』

『んぢゃ、いくよ〜?みんな。プラン触手!実行!』


B班の魔法で、外の見張りが次々に、触手に捕らわれていく。


その隙に、A班、C班、D班が聖堂内へ進入。


『何だっ!貴様ら!』

『よし、C班、プラン粘液!』


C班が魔法学で作った瓶を放り投げると、見張りはネバネバの粘液で動けなくなる。


『まぁがいるのは、おそらく、この大聖堂の地下、女神カラナの御神体がある部屋だ!』

地下への階段を降りていくど、強力な結界師たちが現れる。

『クソッ!コロ先生は別行動だし、この班に魔法が使えるのは、カルマだけだ!』


『これより先は、女神カラナの聖域。
何人たりとも通しはしない。』


ドサッ!

『何人たりとも通しはしないか…だが、僕は押し通るのみ!ただ一人の愛する妹のために…な!』



『浅野君!』

『さぁ、まぁはこの先だ!時間がない!急ぐぞ!』


ギィィィ…。


大きな扉が音を立てて開く。

『まぁ…』


ひかりの鎖で両手を繋がれたまぁの前に法王が立っている…。

『まぁを返してもらう!』


『何度も同じ事を言わせるね。

もう決まった事だ。』


近づこうとするE組の前に立ち、手をかざす法王。

その瞬間、全員が吹っ飛ばされる。

『私すら倒すことのできない君たちに、まぁを守れるというのかい?』


『強い…。』


キィン…!


透き通るような高い音が響き渡る。氷の劔とオーラの劔がぶつかり合う。


『父さん、まぁを、離して下さい!』


『浅野君…。』


『可愛い妹がそんなに恋しいかい…?

妹でありながら、君は男としてまぁを愛していた。

支配から最も遠い感情だ。』
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