第3章 砂漠の月151~172【完】
朝起きたら身体はバキバキ鳴るしやっぱり普通がいいです。
翌日は休日、クリスマス当日は兄さまから家に帰って来いって言われたので。2人で帰宅したら
兄さまに延々と頭を撫でられながらプレゼントを貰いました。
ええと、兄さま寂しかったんですね。
最近忙しくて実家に帰る暇無かったなぁと午前中は兄さまにくっ付いて過ごさせて頂きました。
午後は毛利家に寄って、お母様が離れなかったけれど。弘元さまが笑顔で嬉しそうだったので、小まめに織田と毛利に帰ろうと心に決めました。
「織田と毛利五分五分かな」
「気を使わなくても良いのだがな」
「そういう訳にもいかない」
もうお正月が近づいてるんだから。
年末は一旦織田に帰っておせち作って。皆をお呼びして騒ぐのもありかなと
兄さまと弘元さまに相談したら即OK頂きました。尼子も勿論参加ですので今年は大騒ぎになりそうだ。