第1章 友達だと思ってたのに
王馬くんは舌を私の口の中に侵入させ、私の舌や口の中を嘗め回しています。
王馬くんは私の唇を奪いながらクリトリスを責め続けました。
普通、寝込みを襲うならバレないようにゆっくりと責めるイメージがありますが、王馬くんは起きろといわんばかりに激しく責め立ててきます。
そして再び激しくクリトリスを擦り始めてきました。
すると再び絶頂感が・・・
・・・だめだめだめ・・・またイッちゃう・・・・
さっきイッたばかりだというのにまたイキそうになってこわくなって王馬くんの手を掴んでしまいました。
手を掴まれた王馬くんは動きを止め、唇から離れました。
そして私に向かって「にーなちゃん、起きてるの?」と聞いてきました。
私はドキッとして寝たフリを続けました。
今更起きているなんて言えないし、起きていることがわかったらこの後どうしていいかわからないし、このまま寝たフリをするしかなかったのです。
王馬くんは私の手を掴むとゆっくりと床に置いて、閉じかけた脚を大きく広げ、再びクリトリスを擦りはじめました。
もう絶望的でした。私の顔のすぐ正面に王馬くんの顔の気配を感じます。
この距離では手で口を塞ぐこともできません。歯を食いしばって声が出ないように堪えるしかありません。しかもその表情も見られるのです。
でもそうするしかなかったのです。
王馬くんはここぞとばかりに激しくクリトリスを擦り始めました。
私のクリトリスを擦りながら私の快感を堪える顔を見て楽しんでいるのでしょうか。
口を手で塞ぐことができないのならと無意識のうちに布団を手で鷲掴みにして快感を堪えていました。
呼吸によって開いた口は再び閉じることもできずに「あっ、あっ、あっ・・」と喘ぎ声が出続けていました。
王馬くんは私を絶頂に追い込まんとばかりに更に強くクリトリスを擦ってきました。
自分のクリトリスの敏感さが悔やまれました。
事もあろうか、すぐさま絶頂に近づき、口からは「イクッ・・イクッ・・」という言葉が勝手に出てしまっていたのです。
そして私は再び王馬くんの手によってイッてしまったのです。
親友の手によって二度もイカされ、なんという屈辱感でしょう・・・