第1章 友達だと思ってたのに
もうイキたくてイキたくて仕方なかったので、どうなってもいいという覚悟で王馬くんの腕を掴んで立ち止まりました。
「えっ?」王馬くんは突然腕を掴まれて驚いた表情で振り返りました。
「どうしたの?顔色悪いよ?」と心配そうに私を見つめます。
私は小声で「トイレ・・・」と呟きました。
王馬くんは「え?トイレ?いいよ行ってきて」と言いましたが、私は他に言葉が浮かばず、 再び「トイレ・・・」と呟きました。
王馬くんは困った顔をしながら「ん〜、一緒に行く?」と聞いてきました。
私がコクンと首を縦に振ると「んじゃ行こっか」と言い、不思議そうな顔をして私の手を引いてトイレに向かいました。
トイレに向かう途中もパンツがあそこに擦れて感じると共に、トイレでこれから起こるかもしれないコトを想像すると、更に興奮したのかどんどんあそこから分泌物液が溢れてきました。
トイレに着いても腕を離さない私に王馬くんは困惑しているようで「着いたよ?」と言ってきましたが、私はいざトイレに来ると言いたいことが言えずにいました。
「にーなちゃん、どうしたの?気分悪いんでしょ?」と心配そうに私に呼びかけきたのですが、私は何も言えませんでした。
私が今言おうとしていることは「ここでイカせて」という言葉でしたが、やっぱり言えません。
でも私のあそこは既に限界を超えていて、誰もいないということが救いとなり、ついに行動に出てしまいました。
王馬くんの腕を引いて個室に入り込んだのです。
「え?ちょっと、にーなちゃん?」
王馬くんはどうしていいのかわからず私に引かれるままに個室に入りました。
個室に入ると・・・やはり自分の思いを口にすることができず、恥ずかしさで涙が溢れてきたのです。
「にーなちゃん?どうしたの!?」王馬くんは心配そうな表情で私の肩を掴んで聞いてきました。
私は何も言えずただ恥ずかしさで涙を流すばかりでした。
王馬くんは本気で心配してくれているようです。
「にーなちゃん、どうしたの?」と聞かれ、ついに言ってしまいました。
「あそこが・・・おかしいの・・・」
「え?あそこって・・・どこ?」と聞かれたので私は自分の股間を指差しました。
「え??おかしいって・・・痛いの?」と聞かれましたが、私は次の言葉が出ませんでした。