第1章 友達だと思ってたのに
私はとっさに口を手で塞ぎました。
・・・何今の・・・
ちょっと触れただけなのに・・いつもと変わらないのに・・電気が走ったようでした。
私はおそるおそる自分のクリトリスに触れてみました。
「んんっ!!!」
電気が走るような快感が襲ってきました。
身体が物凄く敏感になっていたのです。
・・・なんで?・・・
私はこわいながらもクリトリスを指で擦ってみました。
・・・気持ちいい・・・
自分で触ってこんなに感じるなんて初めてでした。
ふと昨日の夜のことを思い出しました。
・・・王馬くんにこんな風に触られて・・・私は声が出ないように口を塞いで・・・一人で再現していたのです。
そして無意識のうちに激しくクリトリスを擦っていました。
・・・王馬くんにこんな風に弄られて・・・
そして「んんっ!んんっ!!」と声が出てしまい
・・・昨日も我慢できずに声が漏れていて・・・
完全におかしくなっていました。
昨日の事を思い出しながらクリトリスを擦っていると、イキそうになってきたのです。
・・・こんな所でしたら駄目・・・でも・・手が止まらない・・・
駄目だとわかっていても次の快感を求めて手が勝手に動くのです。
・・・だめ・・・だめ・・・イッちゃうよ・・・
もう自分で自分の手を止めることもできませんでした。
そのまま激しくクリトリスを擦り続け、ついに「んんーーーっ!!!」と声を漏らしながら王馬くんの家のトイレでイッしまったのです。
ここまではまだよかったのですが、この後が最悪でした。 イッた後に頭が真っ白になって床にドテッと崩れ落ちてしまったのです。
・・・ああ・・・どうしよう・・・
と考えたそのときでした。
「にーなちゃん、大丈夫?」と言いながら王馬くんがドアを開けてきたのです。
・・・ええ!!!?・・そうだ、鍵をしてなかった・・・・
すぐに出るつもりで鍵をしていなかったので王馬くんに哀れな姿を晒してしまいました。
パンツは足首まで下ろした状態で壁にもたれて座り込んでいる状態です。
・・・どうしよう・・・
そう思ってもイッた直後で身体が思うように動きません。
「平気・・・ちょっと目眩がしたの・・・」
そう言ってごまかそうとしました。