第1章 新しい風
「むぅ……。」
なんだよ、まだ1年のチビなクセに……
絶対にあんなおチビになんか負けないぞ!!
菊丸は頬を膨らませた。
ーーー時間経過ーーー
不二:「そろそろ終わりにしよう、手塚。」
手塚:「あぁ。それでは、集合してミーティングをして終わりにするとしよう。」
ーミーティングー
手塚:「越前の入部の手続きが完了した。明日からは、越前も皆と同じようにやってもらう。みんな、よろしく頼む。」
大石:「あぁ。分かっている。」
手塚:「それから、マネージャーの延各の件も竜崎先生に話しておいた。延各、大変だと思うが、明日からよろしく頼む。」
延各:「あ、はい!こちらこそよろしくお願いします。」
手塚:「連絡は以上だ。みんな、明日も油断せずに行こう。解散。」
これからのテニス部生活が、奇想天外になるとは
誰も予想しなかった。
……いや、予想できなかった。