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青春多角形

第4章 初めての感情


「そっか……。」
菊丸は呟いた。

そして、しばらく沈黙が続いた。

「やっぱり、試合、やめよっか?」
菊丸が不二に言った。

俺だって、羅夢音っちのこと好きなのに……
こんなで試合なんてできないよ……


「そうだね……中止にしようか……。」

「え……?」
菊丸は、不二からの言葉に驚いた。


「僕も、こんな状態でテニスは出来ない。少し考えたいんだ……」
不二は顔を赤くしてうつむいた。
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