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青春多角形

第4章 初めての感情


……本当に不二は自分の気持ちに気付いてないのかな?
菊丸は思った。
そんなに顔を赤くしたってことは、自分だって気付いてるんじゃないのか?
そんな言葉を菊丸は胸に押さえ込んだ。

ー結局、菊丸と不二の試合は中止に。お互い、それから一言も言葉を交わすことは無く、その日の部活は終わった。

一方、羅夢音は……
あ~あ、不二先輩達の試合、途中で終わっちゃったなー。ずっと不二先輩のテニス楽しみにしてたのにな……。
そういえば、不二先輩と菊丸先輩……なんか言ってたっけ。なんだったんだろ?
あの後、二人とも何も話さないし……どうしたんだろう……。何事も無ければ良いな……。


それにしても、やっぱり不二先輩ってカッコいいなぁ……
リョーマくんもあんな風だったら良いのに……なんてね(笑)
明日も楽しく過ごせますように……
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