第1章 新しい風
菊丸が羅夢音に見とれていると……
ボールがバウンドする大きな音がした。
「!?」……び、びっくりしたぁ……
「へぇー、やるねぇ、君。」
そう応えたのは、不二だった。
越前:「これくらい当然ッスよ。」
いきなりリョーマはどや顔をした。←
「うわぁ……リョーマくん、すごい……!!」
羅夢音は、満面の笑みを見せた。その笑顔は、
まるで宝石の様な輝きであった。
菊丸:「か、可愛い……///」
菊丸は、頬を真っ赤に染めて言った。
(俺……あいつのこと……っ、ヤバイ……まだ会って1日目なのに……)
越前:「羅夢音!今の見てた?俺のサーブ。」
延各:「うん♪すごかった!!」
菊丸:「え……。」
一瞬、菊丸が凍りついたように見えた。
羅夢音と越前って……
どーいう関係なんだ?