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青春多角形

第3章 波乱


「よし……羅夢音の所、行くか。」
リョーマは小さく呟いて、帽子をかぶり直した。

ーグランドー
「リョーマくん…どうしたんだろ……戻って来ないな……」
羅夢音はグランドの外を見つめた。

すると、グランドに戻って来る手塚が見えた。

「あれ……?手塚部長……。リョーマくんと話してたんじゃ……」
羅夢音が手塚を見ていると、
不二がやってきた。
「羅夢音ちゃん?どうしたんだい?」

「あ……不二先輩……。さっき、手塚部長がリョーマくんのこと、呼んでましたよね?」
羅夢音は心配そうに聞いた。

「あぁ。そういえばそうだったね。越前は戻って来ないのかい?」
不二は戻ってきた手塚を見て言った。

「そうなんです……。何かあったんでしょうか……」
羅夢音は手塚に聞きたそうにしていた。

「ん……手塚に聞いてみるかい?」
不二は優しく羅夢音に言った。
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