第5章 遭遇と探索
馬車に関しては馬(爆太郎)にロキ・ファミリアの外の鍛練場に戻るよう指示し、ドンにフィンに見てもらうように伝えていました。
ケイト「オラリオの探索、あの時はできなかったからなあ…
助かります。ありがとうございます」ぺこり
アスフィ「いえ。あなたの台詞をそのまま返します」ふっ
ケイト「綺麗な笑顔だなあ//…」ぽー
アスフィ「な、なにを言っているのですか!?//」
ケイト「あ、しまった!;声に出てた!;」慌
アスフィ「まったく…(溜息)
褒めても何も出ませんよ?//」←まんざらでもない
そう言いながら北エリアから始まり、北東南西という順で紹介していき
建築物の説明をしながら進んでいくと、たまたまヘスティア様に再会しました。
ケイト「なるほど。バベルの塔はモンスターが出ない為の蓋だったんだ」
アスフィ「ええ。そのお陰で、ここ以外で存在するモンスターは古代のモンスターだけとなりました」
ケイト「ふむふむ。迷宮はモンスターを生み出すと」メモメモ
アスフィ「ふふっ^^」
ケイト「?どうしたの?」
アスフィ「いえ…可愛い妹分ができたものだと思いまして」くす
ケイト「!…え?//
あ、ありがとうございます//」ぺこ
アスフィ「いえ。私の方こそすみません。ありがとうございます」ぺこ
そう案内がひと段落した後、ジャガ丸くんの屋台もある通りに差し掛かるとヘスティア様の声が聞こえました。
どうやらバイトしているようですね。ヘルメス様もそのぐらいの気概があればいいのですが…;(内心溜息)
ヘスティア「久しぶりじゃないか!元気してたかい!?」
ケイト「あ、はい!」気を付け
ヘスティア「い、いや…すまない。
一応君のことは経緯も知ってるんだけど…つい、言ってしまった^^;」
例の英雄譚の話ですね。今でこそオラリオ中で知らぬ者はいませんが…
確かに彼女の過去を知っていれば、それでもなお死に物狂いで助けたあれには凄まじい勇気を感じますね。
それもまたオラリオ中に広まっているので、アンリミテッドだけでなく『英雄』とも呼ばれています。