第4章 鍛練と迷宮
50階層にて、それまでに倒したモンスターを放り込んだ物置で皆と共に魔石を取り除いてドロップアイテムを回収した。
フィン「素材はこれで全部だね」
ケイト「ごめんだけど深層初のドロップアイテムは残させてね?;」
椿「うむ。十分過ぎるほどだ!恩に着る^^//」にこにこ
リヴェリア「ではまた馬車に乗って帰るとするか」
アイズ「全速力で飛ばせる?」
馬「ぶるる♪」
ケイト「まだまだ元気いっぱいだって。
思いっきり走れて嬉しいって言ってる」
フィン「なるほど。馬具によるものも関わっているみたいだね。
帰り道でイレギュラーが起こらなければいいけれど」
ケイト「イレギュラー…予測し得ない事態だよね?」
リヴェリア「ああ。気を付けつつ、交戦はなるべく避けよう。
こいつのスピードなら正面以外の敵なら十分撒けるはずだ」
アイズ「だからこそ最速最短で着いたんだね」
リヴェリア「おそらくそれが一番の要因でもあるだろう」
アイズ「頑張ったね」微笑&なでなで
ケイト「でも名前何にしよう?」
フィン「そうだ。いっそケイトが付けてくれないか?
君のお陰で手に入った馬だからね^^」
ケイト「わかった!誠心誠意考えるよ!う~ん」
アイズ「この子…オスみたい」
ケイト「よし決めた!『爆太郎』!!」
『ぶふーっ!!』←吹いた
ケイト「たてがみが爆発してるし爆走だし男だから太郎!
名付けて爆太郎!!」ぐっ!
「ひひーんっ♪」
ケイト「気に入ったか!?」
「ぶるる♪」こくこく←強そう&速そうだからという意
『嘘!?;』←内心の心境
椿「あっはっはっはっはっ!実に男らしい名前じゃの!^^」
アイズ「もう少し派手なのが…;」汗
リヴェリア「これ以上派手にすれば悪目立ちするだけだ。
人がいない時にでもその名を呼ぼう」
ケイト「わかった!走り終わって周囲に誰もいない時に呼ぶね♪」
爆太郎「ひんっ」頷
フィン「…ユニークな、名前だね^^;(ネーミングセンスが…;」←苦笑する外ない
そんな会話の後、馬車に乗りこんで走らせると
既に18階層までの道は憶えていたようで、全力疾走で戻っていった。
ただ何故か10分(18~37階層までに要した時間)+30分(37~50階層まで以下略)から、18分にまで縮んだ。
理由はプラシーボ効果なのだろうか?←確信犯