第4章 鍛練と迷宮
迷宮入口前
ケイト「初迷宮!!!燃えるぞおおおおおおおお!!!!」ごぉっ!!
ごんっ!!←フィンから脳天に拳を食らった
フィン「今の行動の問題点は?」じっ
ケイト「えっと…周囲に大迷惑?;」汗
フィン「そうだね。うるさい事この上ない」溜息&腕組
アイズ「反響してる…;」汗
リヴェリア「もう少し行動を慎め。
興奮するのもわかるが落ち着いて事に当たるべきだ」片目瞑&溜息←半ば呆れている
椿「はっはっはっ!^^
気持ちはわかるぞ!手前の時もそうだった!」かっかっかっ!←上機嫌に笑っている
ヘファイストス「そうだったわね^^」くすくす
ケイト「う~ん…自分の取るべき行動は…」
フィン「そういうワンクッションを起こす前に挟もう。
もし自分が逆にされればどうかもね」
ケイト「わかった!(ぐっ!)
フィン…いつも大切なことを教えてくれて、本当にありがとう^^」
フィン「いや、大したことはしてないさ^^」
『恋人?)…』←2人を見ていた周囲
フィン「僕としても、君の純粋さに救われているからね」
ケイト「!え?そうなの?」きょとん
フィン「ああ。いつも和ませてもらっているよ^^//(ふふっ)
駆け引きも苦手、騙すのも苦手、不器用だけどどこまでも純粋で素直で…直向きだ。
君がいい人間だということは接してみて、すぐわかったよ。
どこまでも真面目で、誠実さがひしひしと伝わってくる。
無警戒と言っていいほどね^^」くすくす
ケイト「そ、そんなにではないよ!?;」あせあせ
フィン「でも、そこがいいんだ。
本当は変わらないままでいて欲しいけど、それはすべき行動じゃない。
君の在りたい自分になって、死ぬまでずっと…
自分という人生を謳歌して、幸せになって欲しいとさえ思っている」微笑
『愛の告白みたいだ!)…//』
ケイト「//」もじもじ&そわそわ←なんか気恥ずかしくて落ち着かない
フィン「慣れないだろうけどね^^//(くす)
だから余計、つい厳しめの言葉をかけてしまうと思う。
それでも、君が嫌いだからというわけじゃない。
大事だから、余計に間違った認識を持って欲しくない。それだけなんだ。
そこだけははっきりさせたい」
ケイト「わ、わかった」うるっ!
何故だろう…何で私は泣いているんだろう?
頬を流れる涙の意味が、わからなかった。