第4章 鍛練と迷宮
ケイト「わかった!見つめ直す!」真剣
フィン「うん(微笑&頷)
大丈夫。
間違っていたら僕らがその都度指摘する。
自分に正直に、在りたいようにあっていいんだ」なでっ
そう言ってから、優しく頭を撫でてくれた。
それが何故か温かくて…眩しくて…涙がふいに零れ出た。
真剣に、私の人生のことを考えてくれたから。
その時の自分は、一番かけられたかった言葉を掛けられたことがただただ嬉しくて…
涙が止まらなかった。
当時は…街の人達が黙っていたままの現状に、疑問さえも感じなかった。
ケイト「よし!考える!!)
う~ん…」腕組
フィン「はっはっはっ^^
今から見つめ直すのかい?(素直にもほどがある^^//」くすくす
リヴェリア「それはそうと…馬車が完成したがどうする?」
ヘファイストス「乗り心地の動作確認しない?」
アイズ「いっそのこと今からダンジョンに!!」
フィン「そんなわけには…
と思ったけど、確かに階段の上り下りの動作確認にはうってつけだね」微笑
ケイト「わかった!今から行こう!!」
フィン「見つかった?^^」
ケイト「えっと…;」
フィン「まあ、そんなにすぐには見つからないだろう。
まずは反抗期を迎えることかな^^
他の人との違いを理解して、それを受け入れる度量を持つことだ。
そしてその上で他の人の在り方を見て、学びながら自分の在りたい形を模索する。
それが自我の芽生えとなるだろう」ぽんっぽんっ←ケイトの頭に手を軽く二度置く
ケイト「う…うぅ~ん;」悩
フィン「先はまだまだ長い。焦る必要はない。
これからゆっくりと学んで、形にしていけばいいんだよ」
ケイト「わか…った?かな?えっと;」ぶつぶつ←必死に整理しようとしている
フィン「不安にならなくていい。
気に食わないというだけで、そういう目に遭わせる人はここにはいないんだから^^」
ケイト「わかった!一つだけ!」挙手
『え!?(もう!?』
ケイト「街の人達のようにはなりたくない!!」きっぱり
『ぷっ
はっはっはっはっはっ!!^^//』腹抱
その瞬間、大爆笑を受けた。
思ったことを言っただけなのに…何故?;←受け入れていたこともありながらの言葉がそれだった為、そのギャップにツボった