第4章 鍛練と迷宮
(魔法円のイメージ像編集に伴い3ページのみの更新となります。すみません;
読者様の想像の助けとなれば幸いです)
私が作り出した魔法円(マジックサークル)。
それは…はっきり言って異常だった。
周囲の魔力を吸い取りながら右回転してるし、魔法を発動させた瞬間に魔法という具象へと自ら光と共に一体化して、魔法を著しく強化するし!;
中央のは動かない。それはいい。普通だから。
でも一番外側の4つの円は1つ1つが右回転しながら空気中の魔力を吸い取ってて、それに伴って『力強い発光』と共に一番外側の2本の円周上を通って右回りに回り続けている。
中央のサークルを中心に動くそれは…
リヴェリアにとっても今までに見たことのないもののようで、驚きしか無かった。
ケイト「どうしよう…また私やらかした?;」ドキドキ&涙目←真っ青
フィン「そういう所だよね?アイズ」
アイズ「うん。
やらかしてはいるけど、そんなに気になる問題じゃない」
リヴェリア「気にならないのか!?」←逆に驚いた
椿「いやはや…まさか5m四方程度のはずが50m四方になるとは…随分と大きくなったな」
ヘファイストス「なるほど…
ただの魔法一つだけで階層主3匹ごと5000匹を一瞬で屠れたのはその魔力操作によるものだったのね」
ケイト「ぎくっ!)…;」たらたら←嘘付けない
ヘファイストス「?どうしたの?(困惑している?」
フィン「その件に関して話すと、いつも困ったように固まるんだよ。
ほら、治った街の人達に剣や石を投げ付けられて瀕死になったことを思い出すだろうから」←精一杯のフォロー
ヘファイストス「ああ。なるほどね。1週間意識が戻らなかったと聞いたわ」頷
椿「手前も聞いた時は驚いたが、護った者に対しての仕打ちにしてはあんまりだろう!
東の辺境の地なのだろう?」
リヴェリア「ああ。強者が弱者をいたぶる、いや違った。
主張や威圧の強い者が他を虐げ、特に精霊寵愛を持つケイトを化け物視して散々な目に遭わせ続けたそうだ」
アイズ「頷)ひどい仕打ちばかり受けて、記憶が飛んでオラリオまで来た。精霊導によって」
ヘファイストス「そういえばそうだったわね」
椿「まあなんにせよ、ここなら安心じゃな!^^//」キラキラ
ああ…優しさが痛い;(ぐすん)涙目←嘘を付いた罪悪感に苛まれ中