幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第3章 久しぶりね
トド松side
ト「…で?」
『うんっ!また日本に戻ってきたの!だからよろしくね!』
バチコーンッとウィンクする彼女にチョロ松兄さんは当然耐えられるわけもなく鼻血を垂らす。
お「あ〜なるほどな!じゃあ父さんと母さんには話が通ってるからしばらくここに住むことになったんだ。よろしくな!ところで何カップ?」
ト「いやいやいや!さりげないセクハラやめて!!ところでLINEやってる?」
チ「いやお前もやめろよナンパじゃねえんだから。
えー、#NAME1#何年ぶり?ちょうど10年ぶりくらい?」
『かな?私が6歳の頃にこっち離れたから』
十「じゃあまた野球できる?!?!」
『うんっ!できるよ!十四松くんっ!』
無邪気な笑顔を浮かべる彼女、#NAME2# #NAME1#は、僕ら六つ子の幼馴染だ。僕らが小学生の頃、まだ彼女は6歳で、産まれた時から一緒だったのに、確か#NAME1#ちゃんの御両親の都合やらでニューヨークに行ったとか。そんな感じの理由だった気が。
お「それにしてもお前も成長したな〜。あの頃はまだ鼻たれ娘だったのに」
『やっだもうおそ松やめてよ〜。ていうか一松兄さん、離れすぎじゃない?もしかして覚えてない?』
一「…え?」
ト「あ〜違う違う違う。一松兄さんはただ照れてるだけ」
『な〜んだ。じゃあ私が行くよ』
一『えっちょっま、え』
すすす、と一松兄さんの隣まで寄ると、縮こまった一松兄さんの左側に背中を預け、寄りかかる
一松兄さん白目剥いているが、彼女は長い脚を放り出しニヤニヤとしている
一「あ、あ、あ…」
十「やばいよおそ松兄さん!一松がショートしそうだよ!」
お「面白いからいんじゃね」
ト「いや軽っ」
ていうか、小さいことは1番一松兄さんが#NAME1#ちゃんのこと気に入ってたからなぁ
チ「ていうかさっきっからカラ松喋らないけどどうしたの?照れてんの?」
カ「あ、いや…なんでもないさ。そんなことよりもMy Honeyが帰ってきたこと、その喜びに浸っ…」
チ「あーはいはい、そう言うのいいから」
(カラ松が密かに感じた違和感)
(それは次の彼女の一言によって疑惑に変わる)