幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第6章 童貞ニートと現役女子高校生のクリスマス
カラ松side
#NAME1#は携帯握りしめ外に出ていく
一瞬【渚】という文字が見えたが、男なのだろうか。せっかくいい雰囲気だったのに…
心の底で黒くもやりとしたものが渦巻く
スパァァン!!
カ「?!?!」
お「はは〜ん、お預け食らってやんの」
ぷぷ〜と笑うおそ松の後ろには他の五人もいて目が合った瞬間急いで部屋に戻って行った
お「怖い怖い!やめて!」
カ「見てたのか」
お「そりゃ〜ねえ、お年頃の男女が二人っきりの部屋で寝るってなると気になるじゃん?」
クソ長男発揮…
カ「#NAME1#は外に行ったのか?」
お「じゃね?俺たちに気付いて無かったけど急用かね」
カ「寝る、部屋に戻ってくれ」
お「怒んなよォ〜、悪かったって」
そういって襖を閉めてスタコラと部屋に戻っていくおそ松
…ていうか付き合っている事がバレたか?
いやバレたな絶対!!明日一松やおそ松トド松に絞められるに違いない…
カ「ハァ〜…」
チョロ松side
チ「おいクソ長男!お前ばっかじゃねえの!」
お「しょうがねえじゃん。カラ松がやばそうな雰囲気纏ってっからよ」
十「カラ松兄さん、めっちゃ顔怖かった…」
ト「子供の頃から一番キレたら何するか分からなかったしねカラ松兄さん」
お「無自覚ってのが怖いよな」
一「てか明日クソ松締める。一人だけ抜けがけしやがって」
ト「それなー?!」
高校時代にも、同じようなやばい雰囲気を纏った時があった
カラ松からたまに彼女について内密に相談を受けていたし、キスをして帰ってきた時は、天にも登るような顔をしていた
そして、その彼女が浮気をしていたと発覚したとき、あいつが怒り狂った時も僕が止めた
十「喧嘩しないといいね」
お「いんや、あいつらは喧嘩しないよ」
一「なんで?」
お「カラ松が言わないから」
ト「溜め込むってことね」
ラノベとかで読んだことあるけど、割とカラ松は独占欲が強く、最悪もしかしたら少々ヤンデレ基質かもしれない
それを陰ながら抑えてた僕の身にもなってよ…
チ「ハァ〜…」