幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第5章 ニートの夜は長い
チョロ松side…
『ただいま〜…』
チ「おかえりー…って、どうしたの…やけにげっそりしてるね」
『話せば長くなる…またあのバカ長男のせいよ』
チ「え、会っちゃったのか。とりあえず入んなよ」
『ああ、うん…』
今日帰ってきたばかりの我らが可愛い妹分をお出迎えした。だが、その#NAME1#の疲れ具合が異常な程で、ギョッとする。
『はぁ〜、おこたぬくい〜、ぬくいよぉ〜…ニューヨークいる時、ずっと恋しかったよぉおこたぁ…』
チ「そろそろ帰ってくると思って温めておいたよ。それで、何があったの?」
『ああ、その事なんだけどさ…』
ざっと聞いたが、どう考えても我が兄貴ながら馬鹿すぎる
と言うよりも恥ずかしい
チ「…何かすまん、うちの長男が」
『いや、もう小さい頃に嫌というほどあいつの馬鹿さ加減にはうんざりしてたから大丈夫。久々で食らってるだけ』
そう、そうなのだ。おそ松兄さんはガキだから、自分の好きな子をいじめちゃうとかそういうやつなのだ。
#NAME1#に関しては鈍感なので、ただ意地悪されてるとしか思ってないのだが、見てるこちらとしてはバレバレなのだ
だが今回はそういうわけでもなく、十四松に影響が及ぼされている。初めはただの嫉妬かと思ったけど、そこまでする奴だとは僕自身も思ってないし、これは裏があると思うのだが…
『まーいいよ、今回ので懲りてくれればね』
チ「…?ところで、あの二人は?」
『十四松が野球するって言っておそ松バットに括りつけて引きずってったよ』
さすが十四松。やる事が天然でエグい。