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【戦国BASARA】薬師シリーズ【その他MIX】

第30章 IF遙か3~復活~戯言編3(薬師視点・人識)


羞恥に赤くなったであろう顔を隠すように、早歩きで追い越していく。

背後からまたいつもの、すっかり馴染んでしまった「かははっ」という笑い声が耳に届いた。

うぉのれ人識くんっ、年上をからかうとは何事ですか!くそう、美少年めぇええ!!

不覚をとりました……てっきりこういった分野は得意ではないと踏んでいたのですが……何事も油断大敵ということですね。


「さあ人識くん、どこからでもかかってきなさい!」

「あっ、その力使ってアイスガードするとか卑怯だろ!」

「くふふふふ。なんとでもおっしゃい、戦場では卑怯も遠慮も鬼畜もついでに愛想もありません!」

「いつからただの歩道が戦場に変わったんだよ!大人げないにも程があるぜ、オネーサン」

「おやつタイムは誰もが子供に戻るものです。さあ、このアイスが欲しくば力ずくで奪ってみなさいっ」

「人が変わりすぎだろ、いったい何キャラなんだよ」


それからテンションが変に上がりすぎたせいで、煽りまくった人識くんの息をするように自然すぎる攻撃を防御壁でかわし続け。

アイスが溶けてきたことに気づいて慌てて一時休戦の後、バカップルよろしく二人で仲良くアイスへ夢中になってかぶりつくまで。

あと、数分。



●・●・●・●・●

31アイスのキャンペーンは、書いた当時のモノです…………いつの話だ?
夢と希望と萌えと捏造の塊あんど間違いだらけなお話。
もちろんアイスはお互い交換しながら食べました。
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