【ハイキュー!!】Assorted Box 短編集
第1章 ★バレンタインデー (月島 蛍)
慣れた手つきで制服を脱がす蛍。
「あの…蛍…?」
「なに?抵抗してもいいけど、無駄だよ。それに制服も汚れたら困るから先に全部脱がすから。」
やっぱり…こういう嫌な予感だけは当たるのだ。
「きゃ…。」
蛍がおもむろにケーキのクリームを手に取り胸に塗る。
慣れない感覚と冷たさに思わず声が漏れる。
「なに?これだけでいいの?さすがは和奏。クリーム塗られて感じるとか、変態だね。」
どっちが変態だ…。
「気持ち悪いから、塗らないで…。」
「安心しなよ。和奏ごと美味しくいただいてあげるから。」
蛍が胸のクリームをぺろっとひと舐めする。
「いやぁ…。」
「美味しいよ、和奏。」
塗られては舐め取られ、塗られては舐め取られ…。
普段とは違う感覚に、だんだん全身が敏感になっていく。
「け…い。もぉ…あっ…やめてぇ。」
「だーめ。せっかく和奏がくれたバレンタインなんだから。」
「ちが…そんなつもりじゃ…あぁ…そんなところ、舐めちゃダメぇ…。」
クリトリスを直接舐められると、背中が思わずそってしまう。
「もう準備万端だね。そろそろ入れるよ?」
そう言うと、私の返事も待たずに蛍のものが中に入ってくる。
「あぁ…けい。け…い。」
「あっ、ごめん。和奏も食べたかったよね。」
口に苺を含んだ蛍が深く唇を重ねてくる。
あま…い。
「和奏、さっきのもう一回言って。」
苺の味とキスに酔いしれていると、蛍が切ない顔でこちらを覗き込んでくる。
「蛍…大好き。」
蛍が普段は見せないようにふんわり笑った。
「和奏、大好きだよ。」
もう一度唇を重ねながら、蛍が腰のグラインドを早めると、2人一緒に達した。