【ハイキュー!!】Assorted Box 短編集
第10章 ★サンタクロース (月島 蛍)
「蛍…これ、スカート短過ぎるよ…。」
ゆっくり扉を開けて戻って来た和奏の姿に思わず釘付けになる。
誰だよ…このコスチューム考え出した奴。
寒い12月にサンタクロースがこんなに露出してるわけないだろ。
サンタのコスチュームに負けないくらい真っ赤な顔になっている和奏。
やばいな…想像してたより全然エロい。
「おいで、和奏。凄く可愛い。」
離れた所で全身を見られるより、僕の腕の中に飛び込んで来た方が見られなくて済むと踏んだのか、和奏が少し迷った後に駆け寄ってきた。
こんなに可愛いとか…反則でしょ。
和奏を抱きしめながら、露わになっている太ももに手を滑らせる。
「ん…ちょ…蛍!?」
そんな反応も僕の事煽ってるとしか思えないんだけど。
「エロ過ぎる和奏が悪い。」
蛍が買ってきたコスチュームでしょ…とバタバタもがく和奏を押さえ込んで、唇を重ねる。
「蛍…ケーキは?食べないの?」
「あとで…。」
和奏をベッドに押し倒し、先程より深く唇を重ねる。
絡み返してくる和奏も、いつもより乗り気に見える。
本当に…可愛過ぎる。
せっかく着せたコスチュームを脱がすのは勿体無いので、少ない隙間から手を差し込んで胸を刺激すると、僕の首に必死に手を回して悶えるサンタクロース。
録画したいとか思っちゃってる僕って、相当変態なのかも。
「蛍…早く欲しいよ…。」
サンタクロースのコスチュームって、着てる人をエロくする効果でもあるんだろうか。
やっぱり録画しとけばよかった。
和奏の言葉に、僕の下半身も一気にボリュームが増す。
「何を?クリスマスプレゼント?」
「バカ…あっ、いや…。」
スカートの中から下着だけを取りさらい一気に2本指を入れる。