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第1章 *
「随分寒くなったなー…」
ストーブをつけながらボソッとつぶやく。
木佐さんが帰ってくるまでに
合鍵で入って部屋も飾り付けしてご飯も作って…
プレゼントも用意したし。
…もう準備万端!
なのに…うとうとして…寝ちゃ…ダメなのに…。
------------
「…んっ?」
「あ、起きた」
「え…!」
「おはよ、ただいま」
「木佐さん…?!え?! 俺寝た?!」
「ぐっすり」
うわあああああ!
一番ダメなやつ…!
「雪名……皇」
「?どうしたんですか?」
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