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心に灯すのは【鬼灯の冷徹】【裏】

第2章 ある日、突然


ドンッ
「きゃっ!」

衝撃が走って、思わずバランスをくずす。きゅっと体が抱きとめられる感覚があった。

「あっ、ごめんなさいっ!!」

急いで謝る。しかも、骨ばった手や肩から推測するに、たぶん男の人だ。

恋愛経験ゼロの私は、こうして触れ合うなんて初めてで、なんだか恥ずかしい。


「いえ、大丈夫ですよ。あれ、ところで貴女。もしかして……」


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