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心に灯すのは【鬼灯の冷徹】【裏】
第3章 一夜が明けて
(鬼灯様、何かあったのかな……??)
私はいつもとは違う鬼灯様が心配だったけど、とりあえず急ぎたくて走った。
しばらくすると、見慣れたお店が目に入る。 そして、その庭先でなにか作業をしている男性の姿。
「白澤さーーーーん!!」
ついつい叫ぶと、白澤さんは私に気づいたみたいだ。
「ひいろちゃーーーーーん!!!」
気づいてもらった嬉しさで、走るスピードを早める。
「っと、ひいろちゃん!そんなにスピード上げたら危な」
「きゃあぁ!!」
……思いっきり、転んでしまった。
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