第3章 一夜が明けて
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しばらくして、天国に着いた。
相変わらず、赤と黒ベースの地獄とは正反対。パステルパステルしてて、女の子っぽい景色だ。
(天国っていってもけっこう広いよね…。どこに行くんだろう?)
そう思って鬼灯様を見ると、ものすごく嫌そうな顔だ。
「鬼灯様!?なにがあったんですか!?」
「……何も。今から行くのは薬を販売してる輩の店です」
「あ、私そのお店わかります!白澤様のお店ですよね?場所が分からないなら案内しますよ!」
「場所は分かりますよ。気が進まないだけです。」
「そうですか…。もし良ければ、私先に行っててもいいですか?用事があるんです」
「どうぞ。じゃあ、出来るだけゆっくり行きますね」