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心に灯すのは【鬼灯の冷徹】【裏】

第2章 ある日、突然


「そうですか。とはいえ、このタイプの業務は初めてですから説明しますね」

顔色ひとつ変えない鬼灯様が説明した内容をざっくりまとめると、こんな感じだ。

☆これから2ヶ月のあいだに、世界の地獄っぽい機関の代表者たちが集まる集会がある。

☆今回その主催をするのは日本。で、準備をするのは実質大王の補佐である鬼灯様になる。

☆相当な激務になることが予想されるため、鬼灯様の健康面を心配した大王がその世話をする補佐役をそばに置くことを決めた。

☆それで、事務をやっている私がなぜか選ばれた。

☆まぁ健康面の管理だけじゃつまんないだろうし、仕事も一緒にやってもらおう!!

☆あ、しかも補佐役だし相手は女に興味なさそうな鬼灯様だし、同じ部屋でもいーよねっ、となって……。

今に至る。いや、理由はわかったけど……



「本当になんで私なんですか!!家事そんなに出来ませんよ!!?」

「私も選考理由は詳しくは知りませんね…。大王の事ですから、適当じゃないですか?」

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