• テキストサイズ

さよならは笑顔で...

第2章 番号を背負わない隊長



六番隊を出た時には空は既に夕暮れ。

これからどうしようかと深い溜め息を吐く。


後ひとつだけ行こうか。


私は七番隊に歩を進めた。

狗が隊長をしていると記憶しているが、どうして狗なのだろうか。

どちらでもいい事だけど。



冬の夕時は凄く寒い。

中に1つ着ているとはいえ、死覇装と隊長羽織だけの私は当然寒い。

息を吐く度に白くなる息が静かに消えていく。

それが少し、幻想的と思った。


/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp